2012年4月22日日曜日

beyerdynamic DT1350

ヘッドフォン熱は冷めることなく、結局、「ヘッドフォン」(耳につっこむ形じゃなくて、頭の上にアームがあって、耳を覆う形の物)にも手を出してしまいました。

新幹線通勤の時に快適に使いたいため、さすがにフルサイズで折りたためないのは却下して、折り畳みが可能なサイズで選んでいたら、この機種に行き着きました。

ヘッドフォンを買ってみて始めて分かったのですが、ヘッドフォンって、音うんぬん以上に、耳を覆って周囲の音から隔離されるって言う心理的な効果がすごく大きいですね。

以前に買った、カナル型のSonyのMDR-EX1000もそれなりに「耳栓」効果はあるのですが、DT1350の様に完全に耳を覆っているのとは全然感じが異なります。何というか、ただ耳を塞いでいるだけの感じと言えば、分かるでしょうか!?

さて、肝心の音質ですが、スッキリ・ハッキリのいわゆるモニターサウンドです。まあ、僕の音の好みはかなり凝り固まっているので買っているヘッドフォンは全てこの傾向なのですが…。

10PROと比べると、全帯域に渡ってフラットな周波数特性で、ドンシャリ感が少なくアコースティックな曲でも自然な響きです。うん、こっちの方が全然良い。

EX1000と比べると、傾向は似ているのですが、Sonyが「色を載せる」音に対して、beyerは直接線を書くような感じ、っていうと益々分からないか…。Sonyの方は、iPhone直挿しの貧弱なアンプでもそれなりに綺麗に鳴らしてくれるのですが、beyerはそういう曖昧さは無いですね。ただ、両方とも、世にある他のヘッドフォンよりもかなり「薄味」で、その中での比較です。

で、最後に、GRADOのSR325iと比べると、ああ、完全にGRADOの勝ち!! ドンシャリという人もいるけど、これほど音楽をライブ感豊かに鳴らすヘッドフォンは無いと再確認です。ただ、開放型なので、電車では使えないですけどね。

最後に装着感は、60分程度の使用なら至って快適です。まあ、耳の外側をスッポリ覆うようなフルサイズのヘッドフォンには敵いませんが、耳たぶが痛くなったりはしません。この辺は、ドイツ製らしく!?ちゃんとしています。

ケースを含めて、結構コンパクトに持ち運べるので、気に入って持ち歩いています。

 

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