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2019年2月5日火曜日

Northwave Ghost XCM



黄色いSPDシューズがもう一足。 Northwave のGhost XCM。 先月に購入したNorth Waveのシューズのフィット感が良かったので、夏用も同じブランドの物(North Wave Ghost XCM)を買いました。 冬用のは、どちらかと言えばエントリーモデルに対して、今度のはガチガチのレース用。ハッキリ言って、このスペックは不要だし、履き心地の硬過ぎる感じもしますが、色で選んだので仕方ありません。 やっぱり、蛍光色だぜぃ!! なお、今回もMilePost Pro Cycling Shopに行って、ばっちりとSuper FEETのインソールを入れてもらいました。なんで、かなりいい感じです!! とは言え、こっちの靴を履き始めるのはもう少し暖かくなってからですね。

2018年11月26日月曜日

シクロクロス車をDi2でフロントシングル化


シクロクロス車をフロントシングル化しました。

主要なコンポーネントとしては、以下の部品を交換しました。

STIレバー: ST-R8070 (Ultegra Di2 ディスク仕様)
リアディレイラー:RD-M9050-SGS (XTR Di2)
クランクセット:FC-R5600 (先代の105)
Fチェーンリング:Wolftooth 40T 
Rカセットスプロケット:CS-M8000 11-42T (XT)
今回の一つ目のポイントは、シマノが正式には互換性を保証していないROADとMTBのコンポーネントをごちゃませにした点です。これも、Di2だからこそ出来る技ですね。
なぜ、そこまでしたかというと、このバイクは、シクロクロスのレースだけではなく、ぐラベルロード的な多目的な使い方をしているので、広いギアレシオがどうしても必要だったからです。

二つ目のポイントしては、フロントのチェーンリングに3rd party品のWolftoothを使うことで、シマノでありながらSRAM同様に「ナロー/ワイド」化して、チェーン落ちを防いでいることです。

そこまでするなら「じゃあ、何でSRAMにしないの!?」という疑問もあるかと思いますが、2016年設計で”時代遅れ”のForceに投資する気は起りません。ま、実際にForceを触ってみましたが、変速性能も悪いし、何よりブレ―レバー本体がデカくて重くて「無し」って感じでした(それに、SRAMをアフターパーツで買うとバカみたいに高価なんですよね)。

さてこの仕様で、小貝川のCXコースを走ったりしましたが、かなり調子は良いです。
多くの人が言っている様に、難しいことを考えずにシフトを上げ下げするだけで良いのはすごく気軽で良いですね。その他、軽量化とか故障が少ないとか、色々メリットが謳われていますが、その辺は使い込まないと分からないですね。
それに、XTRの変速機はDuraaceよりもトルクがあるのか、オフロードのチェーンが暴れる状況で変速してもバチバチとシフトが決まります。その上で、今のところチェーン外れも起こっていません(ナロー/ワイドのおかげでしょう)。

現在は40Tのフロントチェーンリングがついていますが、正直、街中を通勤で走る分には46T位が良いですね。なので、CXのシーズンが終わったら、46Tに交換しようかな!?

2018年3月29日木曜日

ディスクブレーキを、XTRからMAGURAに乗り換えてみる

MTBのコンポーネントの世界で、性能と価格のバランスを考えたらシマノの製品が一番なのは間違い無いのですが、キャリアが長くなってくるとチョットした変化球が欲しくなってきます。
僕のMTBは、ドライブトレインがM8000シリーズのXT、そして何故かブレーキだけが、M9020(エンデューロ/トレイル用)のXTRという構成になっています。
ただ、このブレーキ、可もなく不可もなくという性能で、実際に、こんな記事みたいにSRAMのブレーキの方が良いよなんて話もよく聞くようになってきました。
www.bikeradar.com
そんな訳で、物欲がむらむらした僕は、ブレーキシステムを乗り換えようという事を思い立ち、行きついたのがMAGURA MT6っていう選択です。
www.mcinter.co.jp
トップモデルのMT8が欲しかったのですが、よくよく調べてみると
  • 最大の特徴であるカーボン製のブレーキレバーが、2フィンガーデザインで、最近1フィンガーブレーキを覚えたばかりの僕にとっては握りにくい。
  • もう一個の違いのカーボン製のハンドルバークランプも、シマノのI-specを取り付ける為の“Shiftmix”アダプタをつけてしまうと、アルミ製に逆戻りしてしまう。
という事で、その2つを除けば性能がほどんと一緒のMT6に落ち着きました。
さて、今日はここまで。

2016年7月12日火曜日

IRC TIRE MARBELLA マーベラ | 井上ゴム工業株式会社




Cannondale Habitを買って以来、近所へのちょっとしたお出かけや、通勤(片道9km)もこいつを使うようになりました。

フルサス&ディスクブレーキのパッケージって、街乗りには最強って思います。
歩道への段差を気にせずに乗り上げたり、交差点での左折で深いバンク角にチャレンジして見たりと、意味も無く子供みたいに都内の道で遊んでおります。

そんな目的で使うために、街乗り用のスリックタイヤが欲しいな~と思っていたら、ちょうと面白い製品が出ました。
IRC TIRE MARBELLA マーベラ | 井上ゴム工業株式会社

スリックタイヤというと、細いタイヤなら結構見つかるのですが、フルサスMTBには格好悪いと思います。やっぱり、MTBのタイヤは太くないといけません。その意味で、このマーベラは2.25のタイヤ幅あるので、完璧です。

え、走行抵抗が大きい!?、重量が重い!? そんな野暮な事いう人は、Roadバイクを買ってください。

この5月(2016年)に27.5インチも新発売と言うことで、いつのもmilepostに注文を入れました。

このタイヤ、僕はてっきりチューブレスレディと思っていたのですが、実際はチューブが必要なWOでした。
ただ、そこはプロショップ、milepostさんがちゃんとしたアドバイスをくれました。曰く、

  1. 選手を含めて、レースにも使える性能と好評とのことで、多くの人がチューブレス運用をしているとの事。
  2. ただ、「普通のタイヤ」である以上は、最初は豪快にエア漏れするとの事。ただ、シーラント剤が馴染めば、十分にチューブレスで使えるとの事
  3. その為、ビート上げはフロアポンプが到底不可能で、コンレッサー必須とのこと。
という感じで、色々と制約もありますが、僕は整備の機材も(無駄に)揃えているので、チューブレスでの運用を開始しました。

使い始めて、約1ヶ月ほど経ちますが、シーランド剤がなじんだ今でも、エア漏れは結構しますね、残念ながら。体感的には、300kPaで入れていた空気が次の日には250kPaまで減る位の感じです。まあ、これもラテックスチューブと同等と思ってしまえば良いので、僕は使うときには毎回空気を入れる運用で何とかしています

2017年05月修正
 色々と苦労しましたが、現在ではエア漏れなく安定して使っています。原因は、自分が想定した以上にシーラント剤が必要ということでした。マニュアルに従って、100ml程度を入れていたのですが、この量では不十分でした。その後、200ml程度入れるようにしてから、エア漏れもなくなりました。

ただ、お気楽街乗り用、ってことを考えるとチューブを入れようかな、とも考え中です。

2016年6月25日土曜日

王滝 SDA 2016年/春 (42kmクラス)

MTBを買った理由、それは、10年ぶりにレースに出場したかったこと。
まあ素人レベルですが、手始めに大滝SDAの42kmクラスに参加してきました。

ちなみに、僕のレベルは、タイムが4時間ジャスト、順位として上から1/3というレベルです。
なので、その前提で文章を読んでください。

まずSDAのコースですが、普段は林道として使われている道なので、シングルトラックは無く、全ての路面がダブルトラック(自動車が走行可能)で、路面状況が所々で変わるという状況です。路面状況として、砂利道、土の上に大小の岩がゴロゴロしているガレ場、タイヤの2本の轍以外は雑草が生えている様な綺麗なダート道、そして舗装路と言った感じです。

さらに言えば「林道」ですので、小さなコーナーは少なくて直線とタイトコーナーの“Stop&Go”的な構成が中心です。アップダウンについても、「延々と上って、延々と下る」を繰り返す様な構成です。逆に言えば、XCレースやシングルトラックで要求される、細かなコーナーやアップダウンをこなすテクニックはあまり要求されません。

このようなコースプロファイルなので、上りに関しては、ヒルクライムの様に、自分の体力と相談しながら、延々と続く上り坂をペースを乱さずに上る忍耐力が要求されます。逆に瞬発力はほとんど要求されないかな~。XCレースの場合は、例えば、狭いシングルトラックの入る前に前の人を抜かしたいとかいう場面が出てくると、無理してでもペダルを踏まなければいけないシーンが必ず出てくるとけど、王滝は全行程ダブルトラックなので追い越しは簡単です。

一方の下りは、はっきり言って「度胸一発」って感じです。基本的には長い下りが延々と続くので、かなりのスピードが出ます。僕の場合は、サイクルコンピュータの最高速に62km/hという記録が残っていました。

よく、王滝の下りは難しいという話が出てきますが、それは、速度が早く、路面がガレているので、コース取りをミスって、岩にヒットすれば簡単にパンクしてしまうという要素を言っていると思います。ただ、自分の感想として、ちゃんと視線を遠くに置いて、路面を見ながら走れば、そんなに難しくは無いんじゃないの!?という感想です。

とは言いながらも、下りコーナーについては、僕も要改善です。路面が砂利やガレ場なので、グリップ力が低くてすぐに滑るので、ビビってしまってほとんどコーナーを攻めることはできませんでした。折角のタイヤ(MIBRO マラソン)のサイドブロックの効果をほとんど使わずにレースが終了してしまったという感じです。

その為には、良く動くサスペンションと、良く効くブレーキが不可欠なので、機材は重要な要素です。個人的には、あんなガレた下り坂をリアがリジットのバイク(MTB)で走りたいとは思いません。

そういうコースプロファイルなので、セルフ・ディスカバリー・アドベンチャー(SDA)という表現は言い得て妙だなと思いました。誰かと戦うというよりは、ひたすら自己との対話しながら、4時間(100kmだと、8時間近く)自分をいじめ続けるというレースというのが、僕の印象です。

こう書いていくと、このレースに対して否定的な感じがしますが、やっぱりMTBの醍醐味は、大自然の中を走ると気持良さで、それを4時間、おなか一杯楽しめるって考え方もできます。

最後に、これを言うと身も蓋もないですが、僕はもともとヒルクライムは大好物なので、とても楽しんで帰ってきました。問題は、秋の大会を100kmに挑戦するか、もう一度42kmで楽しむかということです...。

2016年6月23日木曜日

IRC MIBRO Marathon (井上ゴム ミブロマラソン)

今回MTBを買った大きな目的は、王滝でのSDAに出場することでした。
標準装備のSchwalbe Nobby Nic Performance も悪いタイヤではないのですが、王滝を考えるとチューブレスはmustということで、タイヤを変えました。

こういうときは、プロの意見が一番ということで、いつもお世話になっているmilepostに相談に行きました。
その結果、お薦めされたのがMIBRO Marathon(ミブロ マラソン)です。
その際に、↓こんなアドバイスをもらいました。
  1. 大滝の砂利道でのカットパンクのリスクを考えると、耐パンク性が重要なので、XC用の軽いタイヤはお勧めしない。さらに言えば、長い上り区間を考えると、センター部分は、グリップ力よりも、走行抵抗の低さの方が重要。
  2. その点で、MIBRO Marathonは、それを考慮してセンターブロックが低いので、走行抵抗が低く、耐パンク性向上の為に増加した重量を感じさせない軽い走りが得られる。
  3. ただし、コーナーではグリップしないので、「一旦、滑り出す」癖があります。ただ、そこでビビらないで、さらに倒す(バンク)すると、サイドの深いブロックが路面を噛んでくれるので、ちゃんと曲がります。
とのことです。

という事で、当初は、ぶっつけ本番の予定(時間も無いので)でしたが、急きょ、幕張のMTBコースに試走に行ってきました。で、その感想が、

言っている事その通り!! このタイヤ、すごくオッカナイ!!


本当に、慣れが必要なタイヤですね。

とにかく、コーナーを攻めていくと、結構早い段階でに、タイヤが滑り出す「ズルッ」って感覚がやってきます。そこを丁寧にいなして、バンク角を深めて行けば、ちゃんとグリップします。
まあ、僕らへたくそにしてみれば、滑り出した瞬間に恐怖を感じる訳で、その恐怖心とドコまで戦えるかって話ですね。

ただ、その一方で、走行抵抗の低さは秀逸です。
アスファルトで、明らかにNobby Nic と比べてスムースに進みます。

で、結局このタイヤで、大滝のSDA(42km)に出た訳ですが、未だに評価は定まりません。
確かに、上りは軽かったのですが、体力を消耗している場面で、やっぱり恐怖心が先行して下りが攻めきれなかったという後悔も残っています。

なので、評価はいったん保留で、秋のSDAは、もう少しグリップ系のタイヤをはいても良いかなと考えています。



2016年4月7日木曜日

Cannondale Habit Carbon 3


買う前のウンチクをだらだらと書いていきました。

『よし、MTBを買おう:https://dsktaka.blogspot.jp/2016/02/mtb.html
「よし、MTBを買おう:その2:https://dsktaka.blogspot.jp/2016/03/mtb.html


結局、購入したのは、「Cannondale Habit Carbon 3」です。
僕にとって、初キャノンデール、初レフティ(lefty)です。


なぜ、この機種を選んだかというと、
  • サスペンションストロークが120mmと、マラソンレースやXC(クロスカントリー)用途にちょうど良い。他のメーカーのXC向けは、ほとんどが29er(29インチ)で、27.5インチの選択肢がほとんどなかった事。
  • 逆に、サスストロークが160mm程度のフリーライド用途の機種も検討したのですが、乗ってみると、やっぱり重い。それに、160mmの必要性を感じない。
  • コンポーネントが、SHIMANO XTという指定は、ほとんど不可能でした。まずは、上級グレードはほとんどがSRAMのコンポを搭載している。しかも、現在はSRAMとSHIMANOで互換性が無いから、最初から「どっちの陣営」に乗るかが重要。その点、この機種(Habit Carbon3)はSHIMANOコンポーネントだった。
  • ただ、この機種もカタログでは「XT」と書いてありますが、よくよく見ると一部の部品だけでした。実は、他のメーカーも似たり寄ったりの状況で、お客さんにばれないように少しでもコストダウンしたいという意図がありありと見えて、ちょっとうんざり。
  • なので、最終的には、コンポーネント全交換を前提に考えるようになって、その意味で、完成車に搭載しているコンポがなるべく安くて、フレームのグレードがなるべく高い、という製品を探すようになった。その意味で、Habitは結構いい線ついていた(本末転倒!?)。
  • 最後に、やっぱりデザインが格好良いこと。その点では、Cannondaleのleftyは完璧。


まあ、その他、ポジションの事とか色々と健闘したんだけど、その話は長くなるので、機会があったら別の記事に仕上げます。

という訳で、新車を発注すると同時に、交換用コンポーネントも併行注文という状態と相成ったのでした。

2016年3月1日火曜日

よし、MTBを買おう:その2



前回に書いた通り、ターゲットのレースが決まればそれに合わせて、機材選び。
とは言っても、レースに出なくても、大体欲しい機種は決まっているので、その条件を挙げていくと、

  1. 前後100mm程度のフルサスペンション
    XCのレースでタイムを狙うのでなければ、絶対にフルサスになります。フルサスは下りの物という勘違いをしている人も多いですが、実は、フルサスだと路面のデコボコを吸収してくれる分、上りでも圧倒的なアドバンテージがあります。 
    唯一の欠点は、重量ですが、最新機種は十分軽いので、問題なしです。
  2. ホイールサイズは、27.5(650B)
    MTBは色々と規格が乱立していて、今は、29インチと27.5インチが主流争いみたいですね。
    取り回しの軽さや、自分の身長(172cm)を考えると、実は26インチが一番欲しいのですが、メーカーからまともな機種が出ていないので、泣く泣く却下。2nd Bestとして27.5インチを選択。
  3. フレームの素材は絶対にカーボン
    重量や、デザインの美しさ、を考えると当然カーボンに行きつきます。まあ、アルミでも良い機種はあるのですが、やっぱりカーボンだよねえ。
  4. コンポーネントはShimano XT以上
    これまで、ROADはDuraAce(とはいえ7800)、MTBはXTRを経験してしまった以上、XT未満のグレードでは、色んな意味で満足できません。
    それこそ、「タイムにどれだけ反映されるの!?」なんて意地悪を言われるかもしれませんが、そんなことよりも、「触って楽しい」のは、XT以上のグレードだと思います(もちろん個人の感想ですが)。
そうやって、さあ、機種を選ぼう! と思ったら、最近はMTB人気が無いせいか、国内の情報源がほとんどありません。なので、海外のwebサイトを色々と漁ってみながら、情報収集しました。

主に使っていたのは、イギリスのBikeradarというwebサイトと、MBR(Mountain Bike Rider)というwebサイト。
この2つのサイトは、試乗もかなり乗り込んでいるし、評価も辛口なのでお勧めです。

ちなみに、2016年版の乗り比べは、
Bikeradarはここ
MBRはここ
から見ることができます。

そうやって眺めてみると、この15年で、MTBの勢力図もだいぶ変わったな~という印象です。

2016年2月29日月曜日

よし、MTBを買おう!!



久しぶりの投稿です。

15年ぶりにMTBを買おうと色々と調べています。


子供ができたりと、プライベートの生活に色々と変化があって、ここ3年ほど全く自転車のレースに出ていなかったのですが、久々に「うずうず」するものを感じてきており、今年はもう少し真面目に自転車に乗ってみたいと思うようになりました。

とは言え、ここは物欲blogですから、コトよりもモノを中心に回ります。

自転車のレースで、一人でも楽しめるとなると、やっぱりMTBとなります、僕にとっては。

ROADの好きなのですが、レースとなると、仲間とエンデューロぐらいしか思いつかず、肝心の仲間はいないという事でイマイチ。

しかも、モノから入るとなると、15年ぶりにMTBを買ってレースに出ようじゃないか!、となった訳です。

という訳で、とりあえず、勢いで申し込んでみたのは、このレース。

久々の自転車レースで、100kmは荷が重いので、まずは42kmに挑戦です。

高々、42kmと言えども、レース時間は3時間近いから、楽しむにはもってこいのイベントという事で、これがターゲット。
さて、このレースに向けて、最適なMTBを選ぶことにします。

つづく。

2015年3月4日水曜日

〝DOPPELGANGER”社の自転車事故で思うこと

こんな記事が、ちょっと世間を騒がせていますね。

http://mainichi.jp/select/news/20150301k0000m040082000c.html

読者の方々は、薄々お気づきの通り、2年ほど前までは自転車業界の端っこの方で働いていたので、こういう話はちょっと気になります。

走行中のフレームが「ポッキリ」と折れた訳ですから、相当の事故と言えるのですが、記事の書き方としては、「氷山の一角」といった表現を使っているように、注意深く、特定のメーカーや商品(この場合は、DOPPELGANGERブランドの自転車)の批判を避けている様に見えます。

さて、この記事の言うように、自転車のフレームの破壊に伴う事故って、しょっちゅう発生しているのでしょうか?

あまり、大きな声では言えませんが、答えは「YES」と言えるでしょう。
さすがに、「しょっちゅう」ではありませんが、この業界にいれば、毎年、片手では足りないぐらいの事故報告の話は聞くぐらい、「普通に起こっている事」です。

たとえば、消費者庁が公開している製品事故のデータベースで「自転車」と検索をかければ、かなりの数量のフレーム破損に伴う事故情報を知ることができます。

URLはこちらです↓
http://www.jikojoho.go.jp/ai_national/

これだけのフレーム破損による事故情報が公開されているのに、何で、「政府(この場合は、消費者庁であり経済産業省)は、危ない製品の発売を中止する措置を取らないんだ!!」という義憤を感じる方々もたくさんいると思いますが、ここがすごく難しい所なんですよね。

というのは、「フレームが折れる」っていう事故は共通であっても、その原因は様々だからです。

第1のケースとしては、お客さんの誤った使い方をした場合。例えば、普段から二人乗りをして、街中をガンガンに走っていたとすると、フレームにはそれなりの負荷が掛かってしまうから、当然壊れるリスクは上がる訳です。

第2のケースとしては、今回の様に、「フレームが折れる」という事故が起こる前に、何かしら強い衝撃が加わる事があって、フレームにダメージを与えてしまった場合。例えば、他の自転車とぶつかったとか、駐輪場で将棋倒しにあったとか、まあ、本人が気が付いていない所で、フレームにダメージが蓄積していて、最後にちょっとしたきっかけで「ポキッ」と折れてしまったケース。

これら、第1/第2のケースの場合には、メーカー側としては、「お客様自身の使い方が誤っていた(「適切ではなかった」って言い方をしますが)」ケースとして、当然、自分たちには非は無いと主張します。

そのうえで、第3のケースとして、壊れたその製品だけに、製造上の不良があったというケースが考えられます。例えば、偶然、溶接部にゴミがついていてその部分の溶接が充分に乗らなかったとか言う場合です。
まあ、使う側としてはそんなことはあっては困る話ですが、作る側としては、ちゃんと品質を管理してたつもりでも、その管理の隙間で起こってしう製造不良は当然ある訳です。特に、自転車フレームの溶接工程は、手作業がやっている場合が多いので、必然的に、こういう不良が起こるリスクが高くなります。
しかも、このケースが厄介なのは、メーカー側が故障の原因がつかめて事がほとんどだからです(そりゃあ、原因が分かれば、改善できていますよね)。

さて、第3のケースの場合には、メーカー側の対応はどうなるでしょう?
ここが、メーカーの良心によって、多種多様な判断となる部分です。

最後に、第4のケースとして、明らかに設計上や製造上のミスがあったケースです。
例えば、構造解析をしてみたら、明らかに壊れやすい部分が見つかった。試験評価をしたら、基準に達さないうちに、フレームが破損してしまった、というケースがあります。

この第4のケースの場合には、メーカーとしては、製品を交換したり、対策部品を提供したりといった「是正措置」を取ることが求められる事になります。

============
ここまで書いてきたように、国の法律(PL法や消費者安全法)で、明確にメーカーの責任が問われるのは、上記のうち、第4のケースだけになります。これが、僕が「難しい」と言っている部分です。

それを踏まえて、〝DOPPELGANGER"ブランドの自転車を、製造販売しているメーカーのwebサイトを見に行くと、メーカー側は、全ての製品は『JIS基準』を満足する形で、設計/製造されていて、そこからさらに品質改善にも取り組んでいるという主張をしています。

このページを見ると、良くわかります↓
安心への取り組み
http://www.doppelganger.jp/brand_action/for_reassurances/

一方、新聞報道によれば、今回のフレーム破損の原因となった溶接不良は「新品時から発生していた」

この2つの事実を総合すれば、今回の自己は、上記の「第3のケース」に該当する事になります。
(まあ、あくまでも当事者たちの主張に嘘が無いという前提ですよ。)

なので、この訴訟がどういう形で着地するのかは、なかなか「難しい」判断だと思います。

何とも、後味が悪いですね。
さて、この「後味の悪さ」を助長しているもう一つの要素について、次の記事で書いてみたいと思います。

2012年1月15日日曜日

Suunto Quest 心拍計

今年は、まじめに自転車に乗るぞ〜、という決意を込めて、というか、motivation確保の為に、心拍計を久々に買いました。

Suunto Questというモデルです。
http://www.suunto-japan.jp/quest/

GarminのGPS付きのサイクルコンピュータも欲しかったのですが、ちょっと値段が高すぎるし。やっぱり、正確さと見やすさが優秀なPolarも良いな〜、と思っていましたが、今回は、「時計としても普通に使える」ことを重視して、これにしました。

そう、時計も今のが飽きてきてので、新しいのが欲しかったのよね。

まだまだ、使っていないので、詳しいインプレはこれから追々していく予定です。
なんか、Internet上でのサービスも有るみたいで、これから使うのが楽しみです。

2012年1月10日火曜日

Tioga コクーン 輪行袋

生活環境(一種の単身赴任)上、週末は箱根を走るため、平日は静岡を走る為に、チョコチョコ新幹線で輪行(りんこう=自転車を袋にいれて電車で運ぶこと)をしています。

「楽だよ」と言う評判につられて、Tiogaのコクーンという輪行袋を買ってみました。
TiogaのHPが見つからないので、こんなリンクを貼ります。

通常、輪行袋は前後輪を外すことが前提なのですが、これは前輪だけを外すだけでつかえるという意味では、「コロンブスの卵」的な製品だと思います。

ただ、使ってみての感想は、確か「楽ちん」ではありますが、実際に作業をしてみると、“僕の場合”は、収納に必要とする時間は普通の輪行袋とさほど変わらないというのも事実です(はい、暗に自分の手際の良さを自慢しています)。

「何で、収納に時間がかかるか?」というと、コクーンは収納した状態で自転車にジャストフィットさせるためか、あまりサイズに余裕がありません。なので、袋にちゃんと入れないと、ファスナーな締まらないのです。

正直言って、しまうときには手が三本欲しくなります。1本目の手で、自転車を押さえて、2本目の手で袋を引っ張り出して、3本目の手でファスナーをしめる。そんなアクロバティックな動作が要求されます。

とは言っても、ばらす部品は少ないし、何よりも、組み立てるときは前輪しか外していないのですぐに組み立てられます。そう言ったことを全部含めると「ああ、楽かも」って感じになります。

そして、何よりも、畳んで袋に入れた後も「でかい!!」ですね。
厳密に言えば、JRの手荷物持ち込みの最大寸法を超えている位、「でかい」です。

混んだ電車の中に、こんな輪行袋を持った人間が乗車してきたら。「降りろ!!」と言われても反論できない位に「でかい」です。

ということで、コクーンをこれから使いたいという人は、TPOをわきまえて使いましょう、と、施肥とも強調したい気分です。なので、僕の場合は、スペースに余裕がある新幹線に乗るとき限定の輪行袋として活用することにしました。

これから、買おうと思っている方はTPOをわきまえて購入する事をお奨めします。

2011年11月27日日曜日

NEW Wheel (Mavic Reflex and Schwalbe Durano)

宣言した通り。ホイールを買いました。

MAVICのReflexにshwalbe Duranoの組み合わせです。スポーク数も32Hとちょっとクラシカルで基本のきと言えるようなホイールです。まだ、走っていません(笑)。なので、インプレはそのうち書きます。

で、箱根を一周走ってきました。印象としては、「“普通”って素晴らしい〜!!」です。
何を言っているのかいまいち意味不明ですが、それが印象です。

はっきり言って、R-sysよりも大分重いホイールですから踏み出しは決して軽くはありません。ただ、一度転がり始めれば、結構スムースに進みます。これは、坂道に持ち込んでも決して印象は変わりませんでした。真偽は分かりませんが、恐らくチューブラータイヤの“真円度の高さ”がこのスムースさにつながっているかのようなフィーリングを感じます。

乗り心地については、かなり好印象です。バネ感があって荒れた路面でもシャキシャキ進みます。感覚的な表現ですが、カーボンスポークのR-sysが「ダンパー」だとすると、これは「バネ」ですね。大きな衝撃が加わると暴れますが、小さい衝撃はかなり気持ちよく吸収してくれます。

剛性感については、明らかにR-sysに劣りますが、これは脚力の無い僕にとっては余りネガティブな要件ではありません。「ゆがむ」し「しなり」ますが、自分はそう言った変形を推進力や、旋回力にするテクニックを持っていますので、その辺をわきまえて使えばかなり楽しいホイールですね。

と言うわけで、色々と小さい問題は多いけど、全体としてはとても良い奴って感じです。
特に、変な形で尖った所がないので、日常的に使うのはとても良いのでは無いでしょうか。

以上が、インプレです。

追伸:
ちなみに、ハブはUltegraです。

2011年11月13日日曜日

奥様の自転車(3RENSHO MAX)

10年ほど前、ちょうどMTBの競技に熱中し始めたときに使っていたフレームを、奥様のバイクとして再生しました。

黄色く塗装してしまって、外から伺い知るはできませんが、今は亡き三連勝のクロモリMTBフレームです。コロンバスのMAXチューブを使って、フレーム単体で2kgを切る重量と当時は最新のスペックでした。

しかも、フロントフォークは、これも今は亡きSHOWA(ショーワ)の“グラビエMP”です。これも名機と言って良いのでないでしょうか。いや〜、懐かしいな〜。

コンポ類も当時の物(8速のXT)を復活させたかったのですが、保存状態が悪く、さびがひどくて断念。クロスバイク用の9速LXのコンポを使っています。タイヤもスリックタイヤ(IRCのMETRO 26*1.5)なので、ほぼ、クロスバイクって言って良い仕上がりです。

もちろん奥様は、そんなうんちくを気にするわけでも無く、黄色でまとめられたデザインにそれなりにご満足いただいたようで、まずは一安心です。

また、お気に入りの機材がもう一個完成しました。

2011年11月9日水曜日

クロモリなのか、オーダーなのか。


そりゃあ、オーダーでしょう。

「クロモリオーダーフレーム」と、ひとくくりで言いますが、「クロモリ」が良いのか、「オーダーメイド」が良いのか、どっちが良いのかという下らなくも楽しい話題がありますが、僕は間違いなく↑の通りです。

2011年11月2日水曜日

CHERUBIM(ケルビム) ULI インプレ [その2/レーシングバイクとしての性能]

Cherubim(ケルビム) ULI号は、朝晩の通勤ライド(”毎日”と言えない所が情けない)で順調に距離を伸ばしています。だいぶ体にも馴染んできました。暑くもなく、寒くもなく、バイクライドには理想的な季節ですね。

このブログに訪れる人の数や傾向を見てみると、やっぱり皆さんクロモリロードバイク少なからず興味を持っているのだな〜、と感じます。特に、クロモリロードは、クラシカルな雰囲気でまとめた物や、コストパフォーマンスを意識した初心者モデルがほとんどで、僕のようにトップグレードのパーツを組み合わせた例が少ないことも、僕のブログのアクセスが伸びている一つの要因かもしれません。

という事で、今日は僕のULI号のレーシングバイクとしての性能について書いてみたいと思います。とは言っても、僕の脚力は「お遊びでレースに初心者クラスに出る程度」の物として判断してください。

重量
現在、ベダルを着けた状態で、7.9kgに仕上がっています。通常のカタログスペックは、ペダルレスですので、ベダル(PD-M959)の重量の約350gを減算すれば、7.6kgというのがカタログ重量です。

これは十分に軽い重量では無いでしょうか。まあ、賢明な方は既にお気づきと思いますが、ケルビムULI号はフレーム単体で1400gです。他方、最近の最新カーボンフレームが900g前後ですので、その差は500gしかありません。なので、コンポーネントで頑張れば、かなりの軽量バイクに仕上げる事ができます。

ただ、僕は、バイクの重量ってあまり気にしていません。500gの差なんて、水のボトル一本分ですし、むしろ、僕の体重のおなかの脂肪を減らす方が軽量化にはよっぽど有効でしょう。
(ただし、慣性マスの小ささと、走行抵抗の低減にはかなりこだわっています。まあ、この話は追々。)


剛性
これに関しては、完全に現代バイクの勝ちですね。特に、ヘッドやBB付近の『体幹』部分の剛性を徹底的に強化した最近のカーボンフレームの剛性感は素晴らしいですね。踏めば進むし、逆に、ちょっと変な動きをしても、フレームが全部吸収してくれて、ハンドリングに破綻をきたしません。

それに比べるとULI号は、“しなり”ます。決して、“ゆがむ”じゃ無いのでご安心を。

剛性を語る上で、もう一つ重要な要素は、ペダリングの時の力が逃げないかという課題だと思います。この点、僕のように脚力が無い人間にとって、独特の「しなり」を持つクロモリフレームは大きなアドバンテージの一つと言って良いと思います。

ULIを一言で言えば、すごく「足にかかる」フレームです。シッティングで漕いでも、ダンシングで漕いでも、気持ちよく加速していきます。ただこの辺は、要は人間と自転車のマッチングの要素が大きいので、フレーム素材の善し悪しの指標としては不適切かもしれません。

むしろ、乗り手を考えて、素材/ディメンションを煮詰めてくれたビルダーさんの腕の良さを評価すべきかもしれません。

ハンドリング
ULI号の大きな特徴は、ピスト並みのキャスター角(立っている)とホイールベース(短い)だと思います。
それに、僕は43mmオフセットのフォークを合わせています。

最初図面を見たときは、クイックすぎるハンドリングじゃないかと心配しましたが、そんな事はありませんでした。確かに、大くくりでは『クイック』側に位置づけられるハンドリングと思います。曲がりたい方向に、スパッと曲がるハンドリングです。その意味では上級者向けかもしれません。

ただ、難点を挙げるとすれば、良く出来たカーボンフレームに感じる「フレームの重心の低さ」はありません。これって、説明するのは難しいのですが、特にダンシングをした時に感じる(良い意味で)重心の低さについてはULIは負けています。そして、やっぱり重心が低い方が、ハンドリングに安定感を感じます。

とは言っても、下りで、50km/hを超える速度でコーナーを曲がるようなシーンでも、ちゃんとしたリーン動作(ハンドルじゃなくて、体で曲がる動作)をすれば、ULIもきもちよ〜くコーナーを曲がっていきます。ENVEのフォークの性能もあるのでしょうが、先週行った箱根の下り坂では、素晴らしいハンドリングを見せてくれました。

総合的には
もし、あなたがレースで勝ちたいと考えいるのであれば、ケルビムULIを選ぶという選択肢は無いでしょう。カーボンバイクの方が速いです。

もし、あなたがクラシカルな雰囲気を楽しみながらお気楽ツーリングしたいなら、ケルビムULIを選ぶという選択肢は無いでしょう。同じケルビムのラグフレームのR-2の方ががお勧めです。

もし、あなたが仲間達とのツーリングでそれなりに速く走りたい、たまに出場するレースでもそれなりに前を走りたい、とお考えならケルビムULIは結構お勧めです。レーシングバイクとしても決して侮れない性能を十分に持っています。

そして、最近のカーボンバイクの子供っぽいグラフィックや、毎年変わる“最新の規格”や、不景気になっても下がる事を知らない価格や、に飽き飽きしていて、とは言っても最近に自転車ブームに乗って、バイクに乗り始めた若い連中にはレースでは絶対に負けたく無い、と言う方は、今すぐ町田に行って、今野さんにフレーム製作を依頼してください。

最後は、僕の事です。

2011年10月24日月曜日

Cherubim ULI と Mavic R-sys

う~ん、写真がいまいち。

最近、MavicのR-sysをキーワードにこのblogを訪れる方が多いので、今のULI号とR-sysのインプレを書いてみたいと思います。

フレームを、ULI号に乗り換えて、自転車のフィーリングって、つくづくコンポーネントの総合的な性能だと感じます。今回の乗り心地の話であれば、フレームとホイールとタイヤといった組み合わせで決まるモノ、さらに言えば、ハンドルやシートポストやサドルなんかを換えただけでも結構変わることもあるので、そう考えると「インプレって何!?」っていう“全否定”型の意見が出てきてもおかしくない位、難しい(まあ、そこが一番面白いのですが)モノだと感じます。

さて、現在の僕の現在の足回りの組み合わせは、
フレーム: ケルビム ULI
ホイール: Mavic R-sys
タイヤ: IRC FORMULA PRO TUBELESS RBCC
って組み合わせですので、その前提で読んでください。

じつは、僕がULIをオーダーしたときに、ビルダーの今野さんは、

 『いや~、アルミ系の剛性のあるホイールの方が相性が良いんですけどね。』

仰っていました。
その時は、カーボンから乗り換えるのに、そんなスパルタンな選択肢は無いな~、と思っていましたが、ULIに乗り始めて何となくそのご意見の理由が分かってきた気がします。

R-sysというホイールは、言うまでも無く、Mavic社が最新技術の粋を結集して作ったホイールのなので、非常に「洗練された」ホイールだと思います。このホイルを、軽量だとか/柔らかいとか/走るとか「一括り」の言葉するのはとても難しいぐらいの非常に総合力の高いホイールです。

一方のULIのクロモリフレームは「単純で、シンプルな」フレームです。とにかく反応が素直で「過剰な演出」は何一つありません。力を掛ければしなるし、大きなギャップに入れば振動は伝わるし、コーナーで(わざと)変な動きをすればバイブレーションが発生します。まあこう書くと、文句のように聞こえますが、そう言う一つ一つの動きが、体の中のプリミティブな喜びを刺激します、『そうそう、自転車に乗るって事はこういう事だ。』という感じに。

なので、ULIというクロモリフレームにR-sysというホイールの組み合わせは、シンプルで良い素材に、濃厚なソースをあしらった、贅沢な料理って感じがします。

なので、通勤の時に「ぼけぇ~」と気を抜いて漕いでいるときは、フィーリングのほとんどはR-sysというホイールが支配的な気がします。ちょうど、普段、インスタントの料理しか食べていない人が、料理のソースの味しか判別できない様に。

そこからまじめに踏んでいくと、そのベースにある素材のおいしさ、つまり、クロモリというシンプルだけど滋味のある味わいを感じ始めます。特に、僕がクロモリの一番の欠点(というかカーボンの利点)である、路面からの微振動の吸収性が悪いという欠点を、R-sysは見事にフォローしてくれます。その分、クロモリフレームの「粘りのある走り」という一番美味しい部分を存分に味わえる様になる所は、「う~ん、この組わせ最高!!」とも感じる所です。

ただ、贅沢な僕は、贅沢な悩みを抱えます。

「たまには、クロモリフレームの“味”をシンプルに楽しみたいな~」

そう考えると、R-sysは邪魔な存在になります。シンプルなホイールの方が、反応がダイレクトでフレームの性能を感じられるのでは無いかと思います。

ということで、R-sysも良いけど、手組で、しかもタンジェント組みされたチューブラーホイールがもう1set欲しくなっている今日この頃です。

ただ、ビルダーの今野さんの最初の発言は、「クロモリと言っても十分に走るから、中途半端に剛性の無いホイールなんか使うな!!」という意味だと思いますが...。

そんなわけで、新たなホイール購入計画へと進みます。さてさて。

2011年10月19日水曜日

ENVE ROAD FORK 2.0 (Cherubim ULI インプレ番外編)

Cherubim ULI のインプレ番外編として、今回、ビルダーの今野さんのお勧めで採用した、フロントフォーク

ENVE ROAD FORK 2.0

は掛け値なしに良いフォークだったので、ちょっと記事を書いてみたいと思います。

実は、ENVEというメーカーは、ULIを作る前には全く知りませんでした。今回ケルビムさんにフロントフォークのアップグレードを相談する時になって、初めてその名前を聞いて、しかも「圧倒的にお勧めです!!」と言われなければ、恐らく他のフォークを採用していたと思います。

写真を見て、おわかりの通り、最近では珍しくなった!?ストレートタイプのフォークです。
実は、ストレートタイプは、剛性感のある換わりに乗り心地が悪いという世間の評判があった為、僕自身も余り良いイメージを持っていませんでした。

確かに、このENVEのフォークも、決して振動吸収性の良いフォークというよりは、剛性感のあるフォークに位置づけられると思います。ただ、ストレートとは思えないほど、路面の細かい微振動の吸収性は優秀な性能です。

それ以上に印象的なのは、ダンシングをしたり、下り坂のカーブを曲がったりするときのフィーリングが"秀逸"です。何とも感覚的な表現なのですが、「曲がりたい方向に、曲がってくれる」フォークです。固いとか、柔らかいとか、そう言う定量的な評価を超えたところで、『気持ち良い〜!!』と感じられるフロントフォークには久々に出会いました。

ENVEというメーカーのwebサイトを調べてみると、このメーカーはアメリカのユタ州にあるメーカーで、かなりテクノロジーオリエンテッドに頑張っているメーカーみたいです。そして、インディペンデントなビルダーにフレンドリーなメーカーみたいですね(スイマセン、カタカナ英語ばっかりで)。その意味でも、自分としては、かなり共感を持てるメーカーです。

ついでに言えば、このメーカーのカーボンリムも相当に評判が良いらしいので、かなり「ほっすぃ〜」モードなのですが、そこは、しばらく、我慢、がまん。

2011年10月16日日曜日

CHERUBIM(ケルビム) ULI インプレ [その1]

手前は、今までの愛車だったGIANT TCR Composite(2002年モデル)。奥が、新しい相棒のCHERUBIM(ケルビム) ULI のフレームです。

TCRは、確か、初めてGiant社がカーボンフレームをリリースした年に買ったと記憶しています(前の年に限定販売されていた)。当時は、あるフレームが全盛の頃、カーボンパックすら出始めの頃で、フルカーボンは結構珍しかった頃でした。

その軽さ、乗り心地の良さ、バランスの良いハンドリングに惚れ込んで、気がつけば10年近く乗っていた事になります。

さてさて、前置きが長くなりました。
なぜ、わざわざこんな事を書いたかというと、僕の評価はこのGiant TCRが基準になります。それを踏まえて読んでください。

で、CHERUBIM君のインプレなのですが、3日で50kmほど乗った印象では、「すごく似ている」 というのが偽らざる印象です。細かい所では、細かく違いを挙げる事は出来るのですが、全体としての印象は「すごく似ている」と言って良いと思います。

「やっぱ、クロモリは違うぜ〜、世界がガラッと変わる位の衝撃だ〜!!」

ぐらいの事を言いたかったのですが、残念ながらそこまでの違いはありません。
これって、やっぱり、自転車の性能って、フレームだけではなくて細かいコンポーネントを含めた全体の構成で決まる物という事実の証左だと思います(今回、フレーム/フォーク/シードポスト以外に、部品は変更していません)。

具体的な印象をキーワードで言い表せば、

 ・乗り心地は柔らかい、ただ、細かい凹凸の吸収性はカーボンの方が上
 ・踏み込んだときには、粘りを持って足にかかってくる(これはGiantも一緒)
 ・やっぱり、ポジションがばっちり決まった自転車は気持ちいいですね
  すごく素直な挙動を示します(これも、Giantも一緒)
 ・これは、決して懐古趣味では無くて、ばっちりレーシングバイクです
 ・走りには全く不満はありません

ってな感じでしょうか(訳分からない表現でスイマセン)。

実は、今回の乗り換えで、一番印象的だったのは、ENVEのフロントフォークの性能の良さだったりします。なので、次の記事ではENVEの話でも書いてみたいと思います。

2011年10月13日木曜日

CHERUBIM(ケルビム) ULI 組上がりました



長らくお待たせしましたが、というか、僕にとっても非常に長い時間だったのですが、9月末にやっとフレームが完成し、自転車として組上がりました。

細かいことに色々と言及したい(実際に写真も色々と撮っている)のですが、とりあえず駐輪場で撮った写真(しかも、携帯のカメラ)とスペック表を載せます。

      
フレーム: ケルビム ULI
Fフォーク: ENVE ROAD FORK 2.0(オフセット43mm)
ヘッドセット: Campagnolo Record HIDDEN HeadSet TTC
ハンドル: FSA K-Wing Compact(c-c 400mm)
ハンドルステム: ITM Millenium 90mm ※そのうち交換の予定
STIレバー: SHIMANO 7800 DuraAce
ブレーキ: SHIMANO 7800 DuraAce
シート: Fizik Arione k:ium
シートポスト: Fizik Cyrano Carbo
クランク: FSA SL-K light MegaExo Compact (長さ170mm)
(チェーンリングはアルテグラ) アウター50T/インナー34T
スプロケット: SHIMANO 7800 DuraAce (12T-28T)
FD: SHIMANO 7800 DuraAce
RD: SHIMANO 7800 DuraAce
ホイール: Mavic R-sys
タイヤ: IRC FORMULA PRO TUBELESS RBCC (Stans No-Tubeを使ってチューブレス化してます)

まあ、スペックだけで、モノが何か分かるオタクの方はお気づきと思いますが、フレームがクロモリなのに、他のコンポーネントはほとんどカーボン製で固めています。まあ、一世代前の部品も多々ありますが、見る人が見ればかなりスパルタンな仕様になっている「旦那仕様」のバイクといって良いかも知れません。