前回に書いた通り、ターゲットのレースが決まればそれに合わせて、機材選び。
とは言っても、レースに出なくても、大体欲しい機種は決まっているので、その条件を挙げていくと、
- 前後100mm程度のフルサスペンション
XCのレースでタイムを狙うのでなければ、絶対にフルサスになります。フルサスは下りの物という勘違いをしている人も多いですが、実は、フルサスだと路面のデコボコを吸収してくれる分、上りでも圧倒的なアドバンテージがあります。
唯一の欠点は、重量ですが、最新機種は十分軽いので、問題なしです。 - ホイールサイズは、27.5(650B)
MTBは色々と規格が乱立していて、今は、29インチと27.5インチが主流争いみたいですね。
取り回しの軽さや、自分の身長(172cm)を考えると、実は26インチが一番欲しいのですが、メーカーからまともな機種が出ていないので、泣く泣く却下。2nd Bestとして27.5インチを選択。 - フレームの素材は絶対にカーボン
重量や、デザインの美しさ、を考えると当然カーボンに行きつきます。まあ、アルミでも良い機種はあるのですが、やっぱりカーボンだよねえ。 - コンポーネントはShimano XT以上
これまで、ROADはDuraAce(とはいえ7800)、MTBはXTRを経験してしまった以上、XT未満のグレードでは、色んな意味で満足できません。
それこそ、「タイムにどれだけ反映されるの!?」なんて意地悪を言われるかもしれませんが、そんなことよりも、「触って楽しい」のは、XT以上のグレードだと思います(もちろん個人の感想ですが)。
そうやって、さあ、機種を選ぼう! と思ったら、最近はMTB人気が無いせいか、国内の情報源がほとんどありません。なので、海外のwebサイトを色々と漁ってみながら、情報収集しました。
主に使っていたのは、イギリスのBikeradarというwebサイトと、MBR(Mountain Bike Rider)というwebサイト。
この2つのサイトは、試乗もかなり乗り込んでいるし、評価も辛口なのでお勧めです。
ちなみに、2016年版の乗り比べは、
Bikeradarはここ
MBRはここ
から見ることができます。
そうやって眺めてみると、この15年で、MTBの勢力図もだいぶ変わったな~という印象です。
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