色々と問題を抱えていますが、現在の完成型になりましたので回路図とスペックの公開です。
主要部品は以下の通りです。
出力管(真空管):6B4G 差動PP
ドライバー管:12AU7 差動PP
初段管:6DJ7 差動PP
電源トランス:TANGO GS-250
出力トランス:TANGO FE-25-8
ケース: TUBEWORKS KS-320
例によって回路は、ぺるけさんの「全段差動PPアンプ」のコピー回路になっています(まあ、細かい回路常数はいじっていますが)。
なお、入力がバランス入力です。現在、画策中の「バランス出力DAC」と「バランス出力フォノイコ」を受ける為に、パワーアンプだけ一足先にバランス化しました。
ただ、今はアンバランスで使っています。アンプのゲインもバランス入力に合わせたので、この状態だと全然出力が出ません。たぶんフルボリュームで4Wぐらいです。でも、家庭では十分すぎる「爆音」が出ます。
白状すれば、FBゲインは高すぎ、残留ノイズも1mV(左右とも)、それよりも、直結にしたドライバー段の動作電圧が足りずに、出力管より先にゲインが頭打ちになるという情けない状態になっています。段間コンデンサを入れるか、280Vタップを使って専用に高い電圧を作るかしないとだめですね。
とはいえ、これから8月にかけて仕事の方が忙しくなりそうなので、一度、ここで完成としてしばらく音の評価をしてみたいと思います。
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