手前は、今までの愛車だったGIANT TCR Composite(2002年モデル)。奥が、新しい相棒のCHERUBIM(ケルビム) ULI のフレームです。
TCRは、確か、初めてGiant社がカーボンフレームをリリースした年に買ったと記憶しています(前の年に限定販売されていた)。当時は、あるフレームが全盛の頃、カーボンパックすら出始めの頃で、フルカーボンは結構珍しかった頃でした。
その軽さ、乗り心地の良さ、バランスの良いハンドリングに惚れ込んで、気がつけば10年近く乗っていた事になります。
さてさて、前置きが長くなりました。
なぜ、わざわざこんな事を書いたかというと、僕の評価はこのGiant TCRが基準になります。それを踏まえて読んでください。
で、CHERUBIM君のインプレなのですが、3日で50kmほど乗った印象では、「すごく似ている」 というのが偽らざる印象です。細かい所では、細かく違いを挙げる事は出来るのですが、全体としての印象は「すごく似ている」と言って良いと思います。
「やっぱ、クロモリは違うぜ〜、世界がガラッと変わる位の衝撃だ〜!!」
ぐらいの事を言いたかったのですが、残念ながらそこまでの違いはありません。
これって、やっぱり、自転車の性能って、フレームだけではなくて細かいコンポーネントを含めた全体の構成で決まる物という事実の証左だと思います(今回、フレーム/フォーク/シードポスト以外に、部品は変更していません)。
具体的な印象をキーワードで言い表せば、
・乗り心地は柔らかい、ただ、細かい凹凸の吸収性はカーボンの方が上
・踏み込んだときには、粘りを持って足にかかってくる(これはGiantも一緒)
・やっぱり、ポジションがばっちり決まった自転車は気持ちいいですね
すごく素直な挙動を示します(これも、Giantも一緒)
・これは、決して懐古趣味では無くて、ばっちりレーシングバイクです
・走りには全く不満はありません
ってな感じでしょうか(訳分からない表現でスイマセン)。
実は、今回の乗り換えで、一番印象的だったのは、ENVEのフロントフォークの性能の良さだったりします。なので、次の記事ではENVEの話でも書いてみたいと思います。
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