2016年4月22日金曜日

Leica M4

前にも、書きましたが、ひょんなキッカケから、ライカM4と、2本のレンズを当分の間お借りする事となりました。

レンズは、2本のズミクロン。


ライカについては、何の知識も無く、借りてから慌てて調べてみたら、35mmの方は、「8枚玉」と言われる物らしく、かなりの高値で取引されていて、ビックリ。
50mmの方は、「沈胴」式と言われる、レンズが短くたためるタイプ、これはデザインがすっごく格好いい。

実は、デジカメ(sony α7)側に付けるマウントアダプタは既に持っていて、デジカメでレンズだけは少し試してみたのですが、使ってみてファンが多いことが何となくわかりました。

ピントが合った部分はすごくシャープに写るのに、そこからなだらかに溶けていく自然なボケ。
それ以上に、ハイライトな部分はシャープに移るのに、シャドーの部分は「ズドン」と落ちるようなコントラストの出し方。

ある意味、現物以上に物事をドラマティックに撮るレンズだと感じました。Zeissのレンズを使って、日本製のレンズには無い個性の強さに惚れ惚れしましたが、ライカのレンズは、また違った意味で味い深い個性だと感じました。

さて、M4のボディの方はまだ使っていないので、今週末にでもフィルムを入れて、持ち出したいと思います。MFの一眼は扱っていたから、マニュアル操作には慣れていますが、距離計でのピント合わせができるか、ちょっと心配。

まあ、逆に、その辺はライカだから、深く考えずにF5.6固定で、目見当で撮ってみるかな...。

0 件のコメント:

コメントを投稿