2011年6月18日土曜日

6B4G 全段差動PPアンプ 製作編#2(ラグ板パズル加工)

6B4G 全段差動PPアンプは、着々と進んでおります。今回は、シャーシのスペースに余裕が無いので、各部をラグ板にユニット化する形態を取っています。写真に写っているのは、「差動アンプ」である定電流回路です。左が増幅段2段目、右が6B4Gの最終段の回路です。初段は、FET(2SK30A)一発なので写っていません。

2段目の回路はラグ板上に、最終段はヒートシンクに乗せたトランジスタの上にLラグを組み合わせて作っています。

CRD(定電流ダイオード)や、LM317等のレギュレータICを使えばもっと簡単な回路で出来るのですが、少しでも特性を良くという願い(果たして、音の違いが聞き分けられるかは微妙ですが)と、電流値の調整が出来るように、トランジスタを使ったディスクリート回路で組みました。

差動PP回路は、定電流回路や、バイアス調整用のマイナス電源の用意が必要な分、回路規模が大きくなるので、配線は結構煩雑になってしまいますね。なので、ラグ板やユニバーサル基板を使わないと、とても僕の実装技術では収まりません。

なので、試行錯誤しながら、こうやって「ラグ板パズル」を解いている最中です。

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